ASEAN中心に駐在求人増加傾向!!

2023年7月以降、ASEAN中心に海外駐在求人が増加しております。

特にタイ・ベトナムが非常に多く、コロナ禍で2020年に駐在員を帰任させてから約3年を経て新たに海外駐在してもらえる駐在員を日本で採用したいとの要望を多くいただいております。

駐在経験者が日本に帰任して勤務している人材を積極的に採用し、自社の海外拠点へ駐在して人員不足を解消したいという思惑である。

確かに駐在員を探すとなると簡単ではなく、さらに人員不足感がある国に行ってもらう、適したバックボーンがある人材を探すとなると困難である。そこで海外駐在から帰任し、日本にいる駐在経験者をターゲットに大手メーカーや商社などが人材獲得に乗り出している。

言葉の壁もクリアしており現地の商習慣なども理解している実務経験のある人材は希少なため取り合いにはなるが、以前ほどハードルは高くはない。

求職者も海外勤務への意欲は高く、マッチしやすい傾向がある。「経理財務実務経験者」「海外子会社管理」「海外営業」などの求人ニーズが非常に多い。

一方で海外駐在経験のある経理財務実務者などは一定数で決して多いわけではないことから、公認会計士、税理士といった国家資格者で語学が堪能な人材を採用するケースも多い。

まずは転職市場を知るところからスタートかもしれないが、「良い方がいれば・・・」と検討している間に、希少人材は既に海外に渡航している。

グローバル展開をしている企業は積極的に2024以降を見据えて採用強化をしている。